Amicalement vôtre / Lio



 AMICALEMENT VÔTRE
 "あなたの友より(アミカルマン・ヴォトル)"

 Touche pas
 Mon anatomie a mi
 Lle appâts
 Que j'gard' pour mon p'tit ami
 Je ris pas
 Je suis pour la monogamie
 触れちゃダメよ
 ドレスの中味
 が 魅力的でも
 私、独り身
 じゃない 真剣よ
 これで "一夫一妻制(モノガミー)" 賛成派なの
 
 Holà
 C'est qu'il faut une cami
 Sole à
 Ce mec il fonce comme un kami
 Kaze la
 Tête baissée sur l'ennemi
 やれやれだわ
 両手ハサミ
 つけ 拘束しなきゃ
 こういうカミ
 カゼめいた 坊やは
 敵へと闇雲、突撃だから
 
 Coup bas
 Dans les bijoux de famille
 Taba
 Ssé harassé à la mi-
 Combat
 Je te renvoie chez ta mamie
 ロー・ブローで
 急所に一発 お見
 舞いしちゃえ
 バトルで絶え絶えに 身
 悶えさせ
 帰してあげるわ "おばあちゃん(マミー)" のもとへ
 
 Mon a
 Moureux c'est le grand Sammy
 On l'a
 Ppelle le kid de Miami
 Ce swing là
 En fait c'est lui qui te l'a mis
 そう私の
 彼氏はビッグ・サミ
 ーって言うの
 人呼んでマイアミ
 ・キッド パンチを
 実際、彼がキミにキメたのよ
 
 Ami, ami
 Ami, ami, ami, ami,
 Ami, ami, ami, ami, ami, ami
 Amicalement vôtre
 アミ、アミ
 アミ、アミ、アミ、アミ
 アミ、アミ、アミ、アミ、アミ、アミ
 "あなたの友より(アミカルマン・ヴォトル)"

 Ami, ami
 Ami, ami, ami
 Ami, ami, ami, ami, ami, ami, ami, ami
 Amicalement vôtre
 アミ、アミ
 アミ、アミ、アミ
 アミ、アミ、アミ、アミ、アミ、アミ、アミ、アミ
 "あなたの友より(アミカルマン・ヴォトル)"
 
 Mon gars
 Pleure pas c'est pas l'infamie
 On a
 Joué Marsupilami
 Houba
 On se quitte bons amis
 ねえボクちゃん
 泣かないでね 罪
 じゃないの これは
 ただのマルスピラミ
 ごっこよ ウバー!
 これからは恨みなしの友だわ
 
 Touche pas
 Mon anatomie a mi
 Lle appâts
 Que j'gard' pour mon p'tit ami
 Je ris pas
 Je suis pour la monogamie
 触れちゃダメよ
 ドレスの中味
 が 魅力的でも
 私、独り身
 じゃない 真剣よ
 これで "一夫一妻制(モノガミー)" 賛成派なの
 
 Holà
 Mais c'est qu'il faut une cami
 Sole à
 Ce mec il fonce comme un kami
 Kaze la
 Tête baissée sur l'ennemi
 やれやれだわ
 両手ハサミ
 つけ 拘束しなきゃ
 こういうカミ
 カゼめいた 坊やは
 敵へと闇雲、突撃だから

 Ami, ami
 Ami, ami, ami, ami,
 Ami, ami, ami, ami, ami, ami
 Amicalement vôtre Amicalement vôtre
 アミ、アミ
 アミ、アミ、アミ、アミ
 アミ、アミ、アミ、アミ、アミ、アミ
 "あなたの友より(アミカルマン・ヴォトル)"

 Ami, ami
 Ami, ami, ami
 Ami, ami, ami, ami, ami, ami, ami, ami
 Amicalement vôtre
 アミ、アミ
 アミ、アミ、アミ
 アミ、アミ、アミ、アミ、アミ、アミ、アミ、アミ
 "あなたの友より(アミカルマン・ヴォトル)"
 
 Touche pas...
 触れちゃダメよ…



<解説>

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Comix discomix / Lio 解説(3)



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3.「シルダビアのエトワール夫婦」と「スピルー」について

 <2番Bメロの歌詞原文と筆者訳>
 Stilletos sur plexiglas stridence
 Un couple d'étoiles de Syldavie
 A New York lancent la dissidanse
 Un ballet que j'applaudis ravie
 スティレット、プレキスグラスに カチン
 シルダビアの エトワール夫婦が
 ニューヨークで 反旗を翻す
 あざやかバレエに 私は喝采

Syldavie(シルダビア)とは「タンタンの冒険」シリーズに何度も登場する架空の王国で、東欧にある設定になっています。


(シルダビアの紙幣)

それでは、un couple d'étoiles de Syldavie(直訳:シルダビアの星の夫婦)とは、一体何者でしょうか?もちろんタンタン・ワールドには、該当する人物は存在しません。

そこで、1979年の現実世界の出来事を調べてみたところ、「ニューヨーク」と「バレエ」というキーワードから、一組のカップルが浮かび上がってきました。

ソ連(当時)のボリショイ・バレエ団で花形ダンサー(フランス語では「エトワール(星)」と呼びます)として活躍していたアレクサンドル・ゴドゥノフと、同じバレエ団でソリストを務めていたリュドミラ・ウラソワです。


(左: アレクサンドル・ゴドゥフ、右: リュドミラ・ウラソワ)

ふたりはこの年の8月、ボリショイの北米ツアーでニューヨークに滞在していました。ところが突然、夫のアレクサンドルが失踪し、そのまま21日に亡命してしまいます。

これを知ったソ連当局は、妻のリュドミラを緊急帰国させるべく、彼女を急遽モスクワ行きのアエロフロート機に搭乗させました。が、米国務省は離陸許可を出しません。

アレクサンドルからの懇願を受け、リュドミラが本当に自ら望んで帰国しようとしているのか確認を求めたためです。かくして飛行機は彼女を乗せたまま、ケネディ空港に足止めされる事となりました。

カーター米大統領とブレジネフ・ソ連書記長まで巻き込む外交問題にまで発展したこの騒動は(ちなみに、フランス語の ballet には「政治的駆け引き」の意味もあります)、3日後に意外な結末を迎えます。

米政府のネゴシエーターが機内でリュドミラと20分間の会見を行ない、その帰国の意思が堅い事を確認したのです。後に判明したところでは、彼女は病気の母親を祖国に残したまま亡命する事を望まなかったのだとか。

こうしてリュドミラを乗せたアエロフロート機はモスクワへ飛び立ち、以来、彼女とアレクサンドルが再び会うことはありませんでした。

密かにケネディ空港を訪ね、飛行機の窓越しにひと目でも妻の姿を垣間見ようと、土砂降りの中を一晩中滑走路に佇んでいたアレクサンドルは、この結末に泣き崩れたといいます。

「ニューヨークで 反旗を翻す」エトワール夫婦は、何と反旗を、それぞれ別のターゲットに向けて翻していたのですね。夫は祖国に、妻は夫とその亡命先に…。(^^;

歌詞の Stilletos sur plexiglas stridence(スティレット、プレキスグラスに カチン)というのは、実は今でも謎のフレーズなのですが(ご存知の方がおられましたら、ぜひご一報を!)、もしかするとリュドミラが、スティレットシューズ(パンプス)で、プレキシグラス(プラスチック)の国アメリカに蹴りを入れたという意味なのかも知れません。

ちなみに王国であるはずの「シルダビア」が、歌詞ではソ連の暗喩として登場するのは、やはり「東欧」にあるという事と、タンタンの作者エルジェが幾つかの社会主義国家のイメージを統合して、この国を創造していたためではないかと思います。

何たって、国名の Syldavie はルーマニアの「トランシルバニア(Transylvanie)」地方と、ルーマニアに隣接する「モルドバ(Moldavie)」共和国(旧ソ連)の合成、国旗はアルバニア国旗の双頭の鷲をペリカンに変え、背景色を赤から黄色に変えたデザインですからね。


(左: シルダビア国旗、右: 1979 年当時のアルバニア国旗)

さて、この元夫婦のその後はというと、アレクサンドルはアメリカン・バレエ・シアターを経て俳優に転向し、「マネーピット」や「ダイ・ハード」などの映画に出演しますが、1995年に死去。リュドミラはバレエを引退後、アイスダンスの振付師となり 2014 年の現在も現役で活躍しています。

 <3番Bメロの歌詞原文と筆者訳>
 Je reste seule dans la chambre 13
 Un ennui grand comme un living room
 Si je commande un autre lait fraise
 Je verrai Spirou le joli groom
 ひとりで泊まる 13号室
 リビングルーム・サイズの退屈
 イチゴミルクの おかわり頼めば
 綺麗なボーイの スピルーに逢える

Spirou (スピルー) は、これまたベルギーの人気コミックス「スピルーとファンタジオ」の主人公で、フランス語圏では一時期、タンタンのライバル的存在でした。衣装からわかる通り、元々はホテルのベルボーイという設定だったのですが、その後タンタン同様、少年ジャーナリストとして様々な冒険に関わってゆきます。


(左: 「スピルーとファンタジオ」表紙、右: スピルー)

<参考資料>
A Soviet Ballet Star Gains a New Country and Career, but Loses His Troubled Wife(People 誌 1979年9月10日号のアーカイブより)

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Comix discomix / Lio 解説(2)



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2.「土星の輪っか」と「鏡」について

 <1番Bメロの歌詞原文と筆者訳>
 Les enfants n'aiment pas rester au sol
 Depuis qu'on a marché sur la lune
 Pour ma fête professeur Tournesol
 Offrez-moi un anneau de Saturne
 子どもたちは 地上が嫌いなの
 月世界探検が あって以来ね
 私のパーティーは ビーカー教授
 土星の輪っかを プレゼントして

On a marché sur la lune(直訳:月の上を歩いた) は、「タンタンの冒険」シリーズ 17 作目のタイトル。日本では「月世界探検」として出版されています。


(左: 「On a marché sur la lune」表紙、右: 日本語版「月世界探検」)

これは前作 Objectif lune(日本版「めざすは月」) の続編で、文字通りタンタンが月を探検する話です。彼が乗る原子力ロケットを発明したのが、歌詞にも登場するちょっと変人の天才科学者、Professeur Tournesol。直訳は「ヒマワリ教授」ですが、日本版では何故かビーカー教授になっています。


(ビーカー教授)

それでは、ヒロインは何故、土星の輪っかをビーカー教授にせがんでいるのでしょう?

それは当時、NASA(アメリカ航空宇宙局) が行なっていたボイジャー計画のためです。この計画は太陽系の外惑星および太陽系外の探査を目的としていて、そのために 1977 年に無人惑星探査機ボイジャー1号と 2号が打ち上げられました。

そして、Comix discomix の歌詞が書かれたと思われる1979年~1980年の状況がどうだったかと言うと、1979年3月5日にボイジャー1号が、続いて1979年7月9日にボイジャー2号が、それぞれ木星を通過し、次の目的地の土星へと向かっているところだったのです。ボイジャー1号は1980年11月12日に、ボイジャー2号は1981年8月25日に、土星に最接近しました。


(左: ボイジャー1号、右: ボイジャー2号)


(左: ボイジャー1号が撮影した土星の写真、右: ボイジャー2号が撮影した木星の写真)

 <2番Aメロの歌詞原文と筆者訳>
 Au fond d'un verre Captaine Haddock
 Et moi dans un miroir enneigé
 Une larme de whisky et coke en stock
 Nous pratiquons l'art d'être légers
 ハドック船長の グラスの底と
 白く粉引く 私の鏡に
 ちょっぴり ウィスキー・コーク・アン・ストック
 ふたりはフワフワ 実践中なの


(ハドック船長)

Captaine Haddock(ハドック船長) は、タンタンの友人のひとり。愛すべき大酒飲みで、ウィスキーには目がありません。

一方、Coke en stock はシリーズ19作目のタイトルで、直訳は「コークス在庫あり」ですが、歌詞ではもちろん、カクテルのウィスキー・コークにひっかけています。

残念ながら、日本語版では「紅海のサメ」という、原題とは似ても似つかぬタイトルになっているため、拙訳では「コーク・アン・ストック」と原題をカタカナ表記するに留めました。まさか、「コークハイのサメ」とするわけにも行きませんし…。いや、ちょっと一瞬考えたかも?(^^;)


(左: 「Coke en stock」表紙、右: 日本語版「紅海のサメ」)

では、ヒロイン「私」の mirroir enneigé(直訳:雪をかぶった鏡)とは、一体何でしょう? Nous pratiquons l'art d'être légers(直訳:私たちは軽くなる技術を実践する)とありますから、どうやらアルコール同様、気分をハイにしてくれる物に関連するようですね…。

はい、正解は別の「コーク」、つまりコカインの吸引方法を暗示していたのでした。実は1970年代後半はコカイン・ブームと呼ばれ、それまでドラッグの主流だったマリファナが、コカインに取って代わられた時代だったのです。

そしてコカインの吸引は、鏡の上に粉末(白いため、スノーと呼ばれます)を線状に置き、鼻腔からストローで一気に吸い込むのが一般的でした。「雪をかぶった鏡」とは、何と鏡の上に置いたコカインの白い粉末を、雪に見立てていたのですね…。(^^;;


(鏡を使ったコカイン吸引の例)

参考資料:
「民主化」「自由経済」とともに世界を汚染する麻薬問題

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Comix discomix / Lio 解説(1)



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1.「コミックス」と「ディスコ・ミックス」について

 <3番Aメロの歌詞原文と筆者訳>
 Tintin ne me regarde même pas
 Moi je lui fais de l'oeil et du pied
 Mais j'ai compris je n'insiste pas
 Ce garçon a un coeur de papier
 タンタン、私に 見向きもしない
 こっちは あの手でこの手なのにね
 だけどわかったわ もうやめにする
 あの子の心は 紙の薄さよ

リオのファースト・アルバム「LIO」(1980)の3曲目に収録されている本作は、ベルギーの漫画家エルジェの人気コミックス、「タンタンの冒険」シリーズがモチーフ。歌詞には同シリーズの作品タイトルや登場人物の名前が、いくつも登場します。


(タンタン)

ただし、100% タンタン・ワールドへのオマージュというわけではありません。歌詞には実は、もうひとつの仕掛けが施されているのです。

それは、曲が発表された当時、まだ人々の記憶に新しかった、様々な実際の事件を暗示させるキーワードが隠されているということ。日本では、1978年に大ヒットしたピンク・レディーの「透明人間」が同じ手法を取っていましたっけ。


(ピンク・レディー「透明人間」。歌詞は、こちら)

超能力者ユリ・ゲラーがTV番組で念力によるスプーン曲げを披露して火のついた「念力ブーム(1974年)」や、映画「エクソシスト(1973年。日本公開は1974年)」で有名になったポルターガイスト現象を、「すべては透明人間なのです」と結論づけてしまう強引な歌詞に、当時のリスナーは、「なるほどね!」とニヤリとしたり、「おいおい!」とツッコミを入れたりしていたものです。いわゆる "くすぐり" の趣向ですね。

Comix discomix の場合は、「透明人間」よりさらにヒネリが効いていて、タイトルが掛詞になっています。comix は co(「一緒に」を意味する接頭辞) + mix(混ぜること)で「ごちゃまぜ」、discomix は dis(「否定」を表す接頭辞) + comix で「非コミックス」というニュアンスを、それぞれ響かせているのですよ。要するに、このタイトルは「この歌は、コミックス(タンタン・ワールド)と非コミックス(現実世界)をゴチャマゼにしました」っていう宣言なのでした。

ところが、この手の歌詞には問題があって、時代が下るとキーワードが何のことだか、さっぱりわからなくなってしまうのです。それどころか、それがキーワードだという事にすら気づかない人も増えてしまう。「透明人間」で言えば、「天下無敵のチャンピオン / 突然ダウンを食ったのも」という下りがそれですね。

これは、1975年3月24日のプロボクシング・ヘビー級タイトルマッチで、当時無敵と言われたチャンピオンのモハメド・アリが、無名の挑戦者チャック・ウェプナーからダウンを奪われたことを踏まえているのですけれど、リリースから 30 年以上が経過した今、それを即座に指摘できる人が、何人いるでしょう?

…と、いう事で、今回の訳詞には、非常に時間がかかりました(苦笑)。

 <1番Aメロの歌詞原文と筆者訳>
 Je ris quand au pays de l'or noir
 Docteur Muller et l'Ayatollah
 Règlent leur comptes en pétrodollars
 Moi je carbure au Coca Cola
 笑っちゃうのは 燃える水の国
 ドクター・ミュラーも あのアヤトラも
 オイルダラーで 借りを返すのよ
 私、コカ・コーラで エンジンかけよう

Au pays de l'or noir(直訳: 黒い黄金の国で) は、「タンタンの冒険」シリーズ 15 作目のタイトル。日本版では「燃える水の国」と訳されています(「黒い黄金」も「燃える水」も、石油の異名です)。


(左: 「Au pays de l'or noir」表紙、右: 日本語版「燃える水の国」)

この作品は、中東の架空の産油国ケメド産のガソリンが爆発する事件が多発し、その謎をタンタンが探るお話です。この事件に裏で関与していたのがドクター・ミュラーという悪役キャラクターでした。


(ドクター・ミュラー)

「オイルダラーで借りを返す」というのは、かつてシリーズ7作目の L'île noire(直訳: 黒い島。日本語版タイトルは「黒い島のひみつ」) で偽札造りの組織をタンタンに壊滅させられた彼が、ガソリン爆発事件でケメドの石油価格を暴落させたことを示しています。

それでは、l'Ayatollah(あのアヤトラ)というのは一体誰でしょう?「アヤトラ」はシーア派イスラム法学者の称号ですが、1980年当時、この名前で呼ばれた人物はひとりしかいません。1979 年 2 月~ 4 月に起きた、イラン革命の立役者、ルーホッラー・ホメイニ師です。

それまでのイランでは、モハンマド・レザー・シャー・パフラヴィー国王が独裁的な西欧化政策を行なっていました。これに反対したホメイニ師は、亡命先のフランスから反体制運動を扇動して国王とその一家を追放し、遂にイラン・イスラム共和国の樹立を宣言して、国家元首に就任します。これがイラン革命です。


(左: ルーホッラー・ホメイニ師、右: モハンマド・レザー・シャー・パフラヴィー国王)

そしてこの革命によってイランでの石油生産が中断した事で、原油の価格が高騰し、第二次オイルショックが起きるのです。なるほど、現実世界の「オイルダラーで借りを返す」は、この原油価格高騰を指していたのですね。

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La petite amazone / Lio



 LA PETITE AMAZONE
 小さなアマゾネス

 Les soleils de Babylone
 Sont montés sur des pylônes
 Ils ne dorent pas la peau
 De la Petite Amazone
 バビロンに昇る朝日たち
 柱塔(パイロン)の上へとかかった
 でも太陽は焦がしはしない
 小さなアマゾネスの素肌を

 Les chefs d’État sur leurs trones
 Et l’austérité qu'ils prônent
 L’ennui n’aura pas la peau
 De la Petite Amazone
 玉座へと座る元首たち
 厳めしい顔を作るけど
 でも退屈は奪いはしない
 小さなアマゾネスの命を

 Non la Petite Amazone
 Non la Petite Amazone
 Non la Petite Amazone
 N’a besoin de personne
 De personne
 いいえ 小さなアマゾネスは
 いいえ 小さなアマゾネスは
 いいえ 小さなアマゾネスは
 誰も必要としない
 誰も

 Non la Petite Amazone
 Non la Petite Amazone
 Non la Petite Amazone
 N’a besoin de personne
 De personne
 いいえ 小さなアマゾネスは
 いいえ 小さなアマゾネスは
 いいえ 小さなアマゾネスは
 誰も必要としない
 誰も

 Dans sa combinaison jaune
 Danse danse sauvageonne
 Les batteurs frappent leurs peaux
 Pour la Petite Amazone
 金色の衣 身にまとい
 踊れ、踊れ 野生の娘
 太鼓打ちたちは おのが肌打つ
 小さなアマゾネスの そのため

 Les soupirants les grands Meaulnes
 N’ont jamais reçu l’aumône
 Le droit d’effleurer la peau
 De la petite Amazone
 恋をするグラン・モーヌたち
 でも決して、恵み受けずいた
 触れることさえ許されずいた
 小さなアマゾネスの素肌に

 Non la Petite Amazone
 Non la Petite Amazone
 Non la Petite Amazone
 N’a besoin de personne
 De personne
 いいえ 小さなアマゾネスは
 いいえ 小さなアマゾネスは
 いいえ 小さなアマゾネスは
 誰も必要としない
 誰も

 Non la Petite Amazone
 Non la Petite Amazone
 Non la Petite Amazone
 N’a besoin de personne
 De personne
 いいえ 小さなアマゾネスは
 いいえ 小さなアマゾネスは
 いいえ 小さなアマゾネスは
 誰も必要としない
 誰も

 Les soleils de Babylone
 Sont montés sur des pylônes
 Ils ne dorent pas la peau
 De la Petite Amazone
 バビロンに昇る朝日たち
 柱塔(パイロン)の上へとかかった
 でも太陽は焦がしはしない
 小さなアマゾネスの素肌を

 Non la Petite Amazone
 Non la Petite Amazone
 Non la Petite Amazone
 N’a besoin de personne
 De personne
 いいえ 小さなアマゾネスは
 いいえ 小さなアマゾネスは
 いいえ 小さなアマゾネスは
 誰も必要としない
 誰も

 Non la Petite Amazone
 Non la Petite Amazone
 Non la Petite Amazone
 N’a besoin de personne
 De personne
 De personne...
 いいえ 小さなアマゾネスは
 いいえ 小さなアマゾネスは
 いいえ 小さなアマゾネスは
 誰も必要としない
 誰も
 誰も…


Comix discomix / Lio



 COMIX DISCOMIX
 コミックス・ディスコミックス

 Je ris quand au pays de l'or noir
 Docteur Muller et l'Ayatollah
 Règlent leur comptes en pétrodollars
 Moi je carbure au Coca Cola
 笑っちゃうのは燃える水の国
 ドクター・ミュラーも、あのアヤトラも
 オイルダラーで借りを返すもの
 私、コカ・コーラでエンジンかけよう
 
 Les enfants n'aiment pas rester au sol
 Depuis qu'on a marché sur la lune
 Pour ma fête Professeur Tournesol
 Offrez-moi un anneau de Saturne
 子どもたちは地上が嫌いなの
 月世界探検があって以来ね
 私のパーティーは、ビーカー教授
 土星の輪っかをプレゼントして

 Au fond d'un verre Captaine Haddock
 Et moi dans un miroir enneigé
 Une larme de whisky et coke en stock
 Nous pratiquons l'art d'être légers
 ハドック船長のグラスの底と
 白く粉引く私の鏡に
 ちょっぴりウィスキー・コーク・アン・ストック
 ふたりはフワフワ実践中なの

 Stilletos sur plexiglas stridence
 Un couple d'étoiles de Syldavie
 A New York lancent la dissidanse
 Un ballet que j'applaudis ravie
 スティレット、プレキスグラスにカチン
 シルダビアのエトワール夫婦が
 ニューヨークで反旗を翻す
 あざやかバレエに私は喝采

 Comix commix
 Comix comix commix
 Discomix
 Wow wow yeah yeah
 コミックス、コミックス、
 コミックス、コミックス、コミックス、
 ディスコミックス
 Wow wow yeah yeah

 Comix commix
 Comix comix commix
 Discomix
 Wow wow yeah yeah
 コミックス、コミックス、
 コミックス、コミックス、コミックス、
 ディスコミックス
 Wow wow yeah yeah

 Tintin ne me regarde même pas
 Moi je lui fais de l'oeil et du pied
 Mais j'ai compris je n'insiste pas
 Ce garçon a un coeur de papier
 タンタン、私に見向きもしない
 こっちはあの手でこの手なのにね
 だけどわかったの もうやめにする
 あの子の心は紙の薄さよ

 Je reste seule dans la chambre 13
 Un ennui grand comme un living room
 Si je commande un autre lait fraise
 Je verrai Spirou le joli groom
 ひとりで泊まる13号室
 リビングルーム・サイズの退屈
 イチゴミルクのおかわり頼めば
 綺麗なボーイのスピルーに逢える

 Comix commix
 Comix comix commix
 Discomix
 Wow wow yeah yeah
 コミックス、コミックス、
 コミックス、コミックス、コミックス、
 ディスコミックス
 Wow wow yeah yeah

 Comix commix
 Comix comix commix
 Discomix
 Wow wow yeah yeah
 コミックス、コミックス、
 コミックス、コミックス、コミックス、
 ディスコミックス
 Wow wow yeah yeah

こちらをクリックすると、この歌の解説がご覧いただけます。


Lio(1980) 収録作品 目次





<収録曲一覧> ☆タイトルをクリックすると訳詞に飛びます。
  
 1. Amicalement vôtre
 2. J'obtiens toujours tout ce que je veux
 3. Comix discomix
 4. La panthère rose
 5. Amoureux solitaires
 6. Si belle et inutile
 7. La petite amazone
 8. Le banana split

J'obtiens toujours tout ce que je veux



  欲しいものはみな手に入れるのよ

 ハグしてキスして
 指の数だけ
 ダイヤをくれても
 まだ足りないわ
 気まぐれ、性悪
 全部させてね
 あなたを見込んで
 わがまま言うわ
 わがまま言うわ

 欲しいものはみな
 手に入れるのよ
 でも退屈は
 一度きりでいい
 欲しいものはみな
 手に入れるのよ
 でも退屈は
 一度きりでいい

 流されやすいの
 私、あなたが
 情熱見せたら
 すぐに落ちそう
 でも油断はダメ
 こういう娘は
 お尻の軽さを
 後で悔やむの
 後で悔やむの

 欲しいものはみな
 手に入れるのよ
 でも退屈は
 一度きりでいい
 欲しいものはみな
 手に入れるのよ
 でも退屈は
 一度きりでいい

 お絵描き帳なら
 クズ籠の中
 テディーは屋根裏
 片目のままね
 夢ならすっかり
 変わったけれど
 このゲームもすぐ
 飽きちゃうかもね
 飽きちゃうかもね

 欲しいものはみな
 手に入れるのよ
 でも退屈は
 一度きりでいい
 欲しいものはみな
 手に入れるのよ
 でも退屈は
 一度きりでいい

 ハグしてキスして
 指の数だけ
 ダイヤをくれても
 まだ足りないわ
 気まぐれ、性悪
 全部させてね
 あなたを見込んで
 わがまま言うわ
 わがまま言うわ
 わがまま言うわ

 欲しいものはみな
 手に入れるのよ
 でも退屈は
 一度きりでいい
 欲しいものはみな
 手に入れるのよ
 でも退屈は
 一度きりでいい

 欲しいものはみな
 手に入れるのよ
 でも退屈は
 一度きりでいい
 欲しいものはみな
 手に入れるのよ
 でも退屈は
 一度きりでいい

         (1997 年 訳了)

La panthère rose / Lio



  ピンクのパンサー

 ボンボン・ピンク サテンのピンク
 甘くやわらかな 肌はおあずけ
 まず手初めに 買ってあげなきゃ
 豹の衣装を プシキャットには
 プシキャットには

 かよわいネズミが 理想のタイプの
 ねぇ子猫くん 彼女の事は
 くもりない眼で 見てあげてよね
 笑顔の時には 牙はむかないわ
 牙はむかないわ

 あなたは知らないの ピンクのパンサーに
 プロポーズしたこと
 あなたは知らないの ピンクのパンサーに
 プロポーズしたこと
 あなたは知らないの ピンクのパンサーに
 プロポーズしたこと 彼女の 答えは イエスよ

 生き抜く事が ジャングルの掟
 バギーラの機嫌 そこねないでね
 そしたら爪も とがらないはず
 やさしくされたら ゴロニャンだもの
 ゴロニャンだもの

 ボンボン・ピンク サテンのピンク
 甘くやわらかな 肌はおあずけ
 まず手初めに 買ってあげなきゃ
 豹の衣装を プシキャットには
 プシキャットには

 あなたは知らないの ピンクのパンサーに
 プロポーズしたこと
 あなたは知らないの ピンクのパンサーに
 プロポーズしたこと
 あなたは知らないの ピンクのパンサーに
 プロポーズしたこと 彼女の 答えは イエスよ

 ニャンニャンニャーン…

         (1997 年 訳了)


Amoureux solitaires / Lio



  ひとりぼっちの恋人たち

 ネエ聞かせて 「キミがスキ」って
 それはただの ウソでもいいの
 いいコトなど ひとつもないの
 生きてるって 悲しいコト
 聞かせてよ 「キミがスキ」って
 機械仕掛け みたいな日々
 ロマンスして みたいのワタシ

 人工的に 眼の下のクマ
 ちょっと消せちゃう 時代だから
 化学的にも ボヤけた頭
 ハイにできちゃう 時代だから
 人生が カンペキな 映画なら イイのにね…

 ネエ聞かせて 「キミがスキ」って
 それはただの ウソでもいいの
 ただのウソと わかってるの
 生きてるって 悲しいコト
 聞かせてよ 「キミがスキ」って
 忘れましょう もう何もかも
 ワタシ達の ホントのコト

 ひとりぼっちの 恋人たち
 死んでるような 街の中の
 空想上の 恋人たち
 別にそれでも かまわないの
 人生が カンペキな 映画なら イイのにね…

 ひとりぼっちの 恋人たち
 死んでるような 街の中の
 空想上の 恋人たち
 別にそれでも かまわないの
 人生が カンペキな 映画なら イイのにね…

 ネエ聞かせて 「キミがスキ」って
 それはただの ウソでもいいの
 いいコトなど ひとつもないの
 生きてるって 悲しいコト
 聞かせてよ 「キミがスキ」って
 機械仕掛け みたいな日々
 ロマンスして みたいのワタシ

 人工的に 眼の下のクマ
 ちょっと消せちゃう 時代だから
 化学的にも ボヤけた頭
 ハイにできちゃう 時代だから
 人生が カンペキな 映画なら イイのにね…

 ネエ聞かせて 「キミがスキ」って
 それはただの ウソでもいいの
 ただのウソと わかってるの
 生きてるって 悲しいコト
 聞かせてよ 「キミがスキ」って
 忘れましょう もう何もかも
 ワタシ達の ホントのコト

 ひとりぼっちの 恋人たち
 死んでるような 街の中の
 空想上の 恋人たち
 別にそれでも かまわないの
 人生が カンペキな 映画なら イイのにね…

 ラ・ラ・ラ…

         (1996 年 訳了)

Si belle et inutile / Lio



  とても綺麗だけど

 たくさんの色
 ルビーの紅(あか)
 一時間では 終わらないわね
 爪を隠す 色選ぶには

 でも私には
 どれも同じ
 たとえ100色 あったとしても
 赤い色が 血の色なら

 とても とても綺麗 でも役立たず?
 みんなの「大切」は 私には意味ないのに
 とても とても綺麗 でも子供向け?
 みんなの「お話」は 私には幼稚なのに

 私 踊るの
 他の人は 死んでゆくけど
 別に邪魔には ならないしね
 邪魔もしないし

 みんな 頭蓋骨破裂
 バン! ヘルメットの中
 内出血の ひとつさえ
 私の顔には浮かばない
 みんな 頭蓋骨破裂
 バン! ヘルメットの中
 内出血の ひとつさえ
 私の顔には浮かばない
 私の顔には浮かばない…

 とても とても綺麗 でも役立たず?
 みんなの「大切」は 私には意味ないのに
 とても とても綺麗 でも子供向け?
 みんなの「お話」は 私には幼稚なのに

 大事なものは
 うわべだけね
 馬鹿みたいだと 思えてしまう
 天国って もしあるならね

 よそゆき顔の
 裏側には
 何があるの? 私には別の
 よそゆき顔しか 見えないわ

 とても とても綺麗 でも役立たず?
 みんなの「大切」は 私には意味ないのに
 とても とても綺麗 でも子供向け?
 みんなの「お話」は 私には幼稚なのに

 とても とても綺麗 でも役立たず?
 みんなの「大切」は 私には意味ないのに
 とても とても綺麗 でも子供向け?
 みんなの「お話」は 私には幼稚なのに

         (1996 年 訳了)

Le banana split / Lio



  バナナ・スプリット

 あなたのキスなら
 イヤじゃないわ
 ナ・ナ・ナ
 けれどもチャンスは
 逃がさないで
 ナ・ナ・ナ
 アイス・ブレイキング
 したいのなら
 ナ・ナ・ナ… ナ・ナ・ナ… バナナ…

 まるで雪みたく
 冷たいオトナが
 生意気ティーンに贈る
 恋のデザートは
 まるで雪みたく
 冷たいオトナが
 生意気ティーンに贈る
 恋のデザートは
 バナナ・ナ バナナ・ナ バナナ・スプリット…

 砂糖漬けチェリーが
 口紅なの
 ナ・ナ・ナ
 南極に赤い
 マーク残し
 ナ・ナ・ナ
 溶かしてあげちゃう
 作戦だわ
 ナ・ナ・ナ… ナ・ナ・ナ… バナナ…

 まるで雪みたく
 冷たいオトナが
 生意気ティーンに贈る
 恋のデザートは
 まるで雪みたく
 冷たいオトナが
 生意気ティーンに贈る
 恋のデザートは
 バナナ・ナ バナナ・ナ バナナ・スプリット…

 白い山々に
 キスの糖衣(アイシング)
 ナ・ナ・ナ
 何か起きそうと
 言わせなくちゃ
 ナ・ナ・ナ
 シャンティー地方はもう雪崩よ
 ナ・ナ・ナ… ナ・ナ・ナ… バナナ…

 まるで雪みたく
 冷たいオトナが
 生意気ティーンに贈る
 恋のデザートは
 まるで雪みたく
 冷たいオトナが
 生意気ティーンに贈る
 恋のデザートは
 バナナ・ナ バナナ・ナ バナナ・スプリット…

 バナナ・ナ バナナ・ナ バナナ・スプリット…

         (1996 年 訳了)